▽口腔外科は医者?それとも歯医者?
川越には沢山の歯科が存在していますが、口腔外科という看板を標榜して歯科診療を実施している歯科クリニックというのは非常に少ないのではないでしょうか。
川越にお住いの患者さんたちも、何かお口のトラブルが生じた時に、まず口腔外科を川越で探そうとする人も珍しいことかと思います。
そんな川越でも少ない口腔外科ですが、そもそも川越の歯科で口腔外科の治療を実施しているのは医者なのか歯医者なのか、現場ではどんな治療を行っているのかについて気になりますよね。
そこで今回は、川越にも存在している口腔外科について、どのような歯科なのかを詳しくわかりやすく解説したいと思います。
▽口腔外科医は歯科医師である
まず始めに、川越で診療を行っている口腔外科は医者ではなく歯医者であるということを知っておいてください。
ですから、川越の口腔外科を標榜している歯科クリニックでは、基本的に口腔内の治療をメインに行っています。
具体的には、治療の難易度が高い抜歯を主に行っていることが多く、これは川越での民間の歯科クリニックではなかなか対応できない難症例が該当します。
そのため、普段通っている川越の歯科では抜歯することが難しいケースに関しては、川越の口腔外科を紹介されて、そこで抜歯処置を受けるということも十分にあり得るのです。
▽大きな病院の口腔外科について
では、川越の歯科で口腔外科を標榜している民間のクリニックではなく、大学病院や公立病院のような大きな病院の口腔外科についてはどうなのでしょうか。
これらのような大きな病院の口腔外科では、難しい症例の抜歯だけでなく、口腔がんなどの大きな病気に関しても治療を行いますので、川越の普通の歯科とは全く治療内容が異なるといえるのではないでしょうか。
口腔がんというのは、例えば舌癌や歯肉癌といったもので、これらの治療に対応できる川越の民間歯科クリニックはまずありません。
というのは、口腔がんの治療ともなると、それ相応のオペ室が必要になりますし、沢山の人員や器材なども不可欠となるため、川越の一般歯科では治療を行うことがまず不可能といえるのです。
また、口腔がんの治療では専門的な知識が技術が不可欠となりますので、そうした勉強を専門的に行ってきた口腔外科医にお願いするのが一番であり、川越の一般歯科医の出る幕ではないともいえるのです。