川越の歯科(歯医者)まつむら歯科クリニック 一般的な治療からインプラント、審美治療などの専門的な治療まで行っております。

失くしてしまった歯を取り戻したい

当院が監修しております、川越インプラント情報サイトも併せてご覧くださいませ。

 

インプラント治療

インプラントとは、限りなく自分の歯に近い「人工の歯」です。
インプラントを顎(あご)の骨に埋め込む手術を行うことで歯の根の部分を再建して、その上に人工の歯を作ります。
歯を失った部分を、隣の歯や他の歯に力を借りることなく(※)、部分的に修復する・・・それがインプラントです。
(※)ブリッジは隣の歯を削ります、入れ歯も多くのケースは他の歯に引っ掛けなくてはなりません。
材質は、生体親和性の高い「チタン」で出来ています。
チタンは人工関節でも使われる素材です。
現在、歯の治療法で歯を根の部分から回復できるのはインプラントだけです。
インプラントが乳歯、永久歯に続く「第3の歯」といわれる所以です。

「でも、インプラントって怖いわ・・・」そんなイメージが付きまといます。
確かに外科的処置を行いますが、メリットもデメリットも知り、メンテナンスを継続すれば快適に食事が出来ます。
当院で施術された方でも、10年以上インプラントを使われている方もいます。
「知らないことは怖いこと」です。
まずはインプラントをもっとよく知りましょう!

インプラントとは?

こんな方にインプラント治療はオススメです。

「入れ歯が合わないわ」

「硬い物が噛めなくて、好きなせんべいがバリバリ食べられない」

歯が多く抜けてしてしまった場合、今までは入れ歯をするしかありませんでした。
日本人は、欧米人に比べて口の粘膜が薄く、また粘膜の痛点(痛みを感じる神経細胞)が多いので、どんなに適合の良い入れ歯を作っても痛く感じる方がいらっしゃいます。
そのような場合には、インプラントをおススメします。
インプラントは顎骨(がっこつ:アゴの骨)に固定されますので、噛んでも痛くありません。

「大きく口を開けると、入れ歯のバネがキラリと見えるので手で隠して笑うしかない」

「まだ若いから入れ歯は嫌だ」

「マイクを通して話すと、クチャクチャ音がして入れ歯だと気付かれている」

こんな方にも、インプラントはお勧めです。
インプラント治療では、天然の歯のような自然な感じを取り戻すことができます。
子育て真っ最中のお母さんが「ママ友と話すのに自分が入れ歯と悟られたくない」とインプラントを選択される方もいます。
インプラントなら人前でも、気にせず楽しく笑えます。
また入れ歯に比べてインプラントは、発音の障害が少なく、人前でお話するのも楽になります。

「入れ歯の取り外しが面倒くさい・・・」

インプラントは、入れ歯のように取り外さなくてよいので、面倒がありません。
入れ歯だと、食事の後に毎回取り外しをして洗浄をする必要があるのですが、固定式のインプラントですと、普通に歯磨きをすることができます。
その為、入れ歯のようなケアのわずらわしさから開放され、自然歯(自分の歯)の頃と同じような生活をして頂けます。
よって、インプラントは、入れ歯の煩わしいお手入れから開放されたい方にもぴったりの治療法と言えるでしょう。
「毎日の丁寧な歯磨き」と「3カ月に1回のプロのお手入れと状態の確認」を続ければ長く使い続けることも可能です。

 

インプラント治療の種類

一回法(1パート)

フィクスチャー(歯根部分)とアパットメント(※)がもともと一体になったものを使用することにより、手術を一度で完了させます。

一回法(2パート)

フィクスチャー(歯根部分)の上部分を歯肉に出した状態で埋め、数ヶ月後アパットメント(※)を取り付ける手術方法。

二回法

フィクスチャー(歯根部分)を埋め込み、歯肉を完全に被せて、2度目の手術を行ない、切開してアパットメント(※)を取り付ける方法。
(※)アパットメント・・・土台部分

AQBインプラントについて

AQB(Advanced quick bonding)インプラントは、生体内での固定しやすい骨癒合タイプの「1回法型人工歯根」です。
手術が1回で済むだけでなく、骨との強固が早く結合するため、従来数ヵ月から1年近くかかった咬合機能回復までの期間が、わずか2ヵ月程度で済むので、患者様への負担が少なくなります。
また、当院で施術した患者様も多く、長期間にわたり問題なく機能しており、多くの方々に大変満足していただいております。

症例(患者様によって個人差があります)

2ヶ月前に、インプラントを下の奥歯に入れた患者さんです。
予後も非常によく、仮歯にして噛んでいただきましたが、非常に良好です。
もうすぐ上物が入りまして、あとは4月に反対側も入れます。

 

治療の流れ

ステップ1:治療計画・カウンセリング・検査

当院は、患者様に不安や疑問を解消しただく事がとても大切だと考えております。
ご相談の時間をたっぷりとって、失った歯の状況やインプラント治療の流れ、治療に対する疑問や質問などお伺いします。
「こんなこと聞いたら悪いかしら」そう思わず、遠慮なくなんでもお聞きください。
その後、現在のお口の中を状況を拝見し、レントゲンやCT、歯形などを取ります。
検査資料を基づいて、より詳しいインプラント治療計画のご説明をさせて頂きます。

 

ステップ2:虫歯や歯周病治療、骨の足りない方の再生治療

むし歯や歯周病があると、インプラントが出来ません。
インプラント治療を行う前に、虫歯や歯周病の治療を行う必要があります。
また、骨の厚みなど足りない方や歯周組織の破損がひどい場合は「骨増生法(こつぞうせいほう)」を用いた治療をします。
骨の厚みを確保することは家の土台をしっかりさせることと同じで、インプラントがうまく機能するための大事な要素です。

ステップ3:インプラント手術 1回目

人工歯根(フィクスチャー)を取り付ける手術です。
歯ぐきを開き、顎(あご)の骨にインプラントと同じ大きさの穴を形成します。
人工歯根がしっかり固定するように、歯ぐきを閉じます。
患者様の状況によっては一回で手術が終わる一回法を選択する場合があります。
(ワンパーツタイプ : 適正などは医師と事前にご相談ください)

 

ステップ4:インプラント手術 2回目

インプラントに力をかけずに治癒を待ちます。
3ヶ月から半年で、骨とインプラントがしっかりと結合し安定します。
(この期間中は仮歯を入れることができますので、日常の生活には支障はありません。)
骨とインプラントの結合したら、人工の歯を取り付けるための部品を連合して、歯ぐきから露出させる手術を行ないます。

 

ステップ5:人工歯(かぶせ物)の作製と装着

歯肉が整った時点で型をとり、まわりの歯の色や形と合った人工歯(かぶせ物)を作製します。
天然の歯と見分けがつかない人工歯を、インプラントに装着します。
これでインプラントの一連の治療はおしまいです。
術後の注意、お手入れ方法などの説明をします。

 

ステップ6:メンテナンスと定期健診

インプラントは正しくメンテナンスをすれば、長く使える優れた治療法です。
せっかく入れたインプラントです、一緒にメンテナンスして長持ちさせましょう!
そのためには、ご自身で行なう正しい歯磨きの習得が重要なポイントになります。
併せて、3ヶ月~6ヶ月程度に1回の定期検診を行い、かみ合わせや歯ぐきの状態に異常がないかをチェックします。

 

治療費

相談料 無料
※口腔内検査の為、保険証のご提示が必要になる場合がございます。
0円(税込)
CT撮影 無料 0円(税込)
シムプラント診断
(安全なインプラント)
無料 0円(税込)
サージガイドトレー
(ステント)
無料 0円(税込)
治療費 手術基本料 33,000円(税込)
1回法(AQBインプラント) 110,000円(税込)
2回法(AQBインプラント) 165,000円(税込)
補綴物(ほてつぶつ:かぶせもの) 金属 55,000円(税込)
セラミック 100,048円(税込)
メタルボンド 110,000円(税込)
症例により必要 上顎洞挙上術 55,000円(税込)
骨再生療法(こつさいせいりょうほう:足りない骨を補います) 55,000円(税込)

※その他、オールオン4・ノーベルガイドなどの困難な症例もご相談ください。
※申し訳ございませんが、ご予約をいただいている枠のキャンセル及び無断キャンセルの際は、キャンセル料金がかかります。キャンセル料金は手術料金(33,000円/本、税込)としていただきますので、ご了承ください。また、ご病気などの理由でのご変更の際には、キャンセル料金は手術料金のみとなりますが、無断キャンセルで当医院の損害が発生する恐れがある際は、そちらをご請求いたしますので、どうぞご理解のほどお願いいたします。

インプラントの注意点

インプラント治療は、通常の歯科治療とは異なる部分が多々あります。
特に、インプラント手術の前後や治療後のメンテナンスなどは、注意すべき点が多数あります。
ここでは、そんなインプラント治療に関する注意点について詳しく解説します。

インプラント治療当日までに注意すること

【A】前日の夜はしっかり睡眠時間をお取りください

インプラント手術が成功するかどうかは、歯科医師の技量や治療方針に依るところが大きいですが、患者様自身の体調もひとつの大きな要素となってきます。
特に、オペ前日は安静に過ごし、睡眠時間もしっかり確保するようにしてください。
寝不足などによって体調が悪い状態でインプラント手術を受けると、治療結果に悪影響が及ぶことがありますので注意が必要です。
それでも前日や当日、体調が優れない場合は、歯科医院に連絡してください。インプラント手術を延期するなどの対応を検討させて頂きます。

【B】オペ(手術)2時間前までに食事をお済ませください(飲み物は可)

インプラント手術の当日は、食事をきちんと摂りましょう。
インプラント手術はそれほど大掛かりなものではないとはいえ、やはり体力が必要となります。
また、食事をきちんと摂っておくことで、術後の傷の治りも早くなります。
ただし、オペの2時間前までには食事を済ませておいてください。
オペ直前に食事をすると、処置の最中に嘔吐してしまうことがありますので注意が必要です。
ちなみに、水やお茶といった飲み物であれば、オペ前に多少飲んでも問題ありません。

治療後の注意

【A】治療が終わり、帰宅したら出来るだけ安静にしてください

インプラント手術が終わったら、そのまま帰宅して可能な限り安静にして、激しい運動は避けてください。
また、飲酒や喫煙も控えるようにしてください。
入浴もシャワーだけにして、湯船に浸からない方が傷への悪影響が少ないです。
それに加えて、インプラント手術当日は睡眠をしっかりとることをお勧めします。
インプラント手術当日は、歯茎に大きな傷口ができた状態ですので、できるだけ刺激を与えない配慮が必要です。

【B】翌日、必ず医院で消毒と術後の診断を受けてください

インプラントの術後の管理はとても大事です。
トラブルがあった場合、早いタイミングなら対処できたものも遅れると対処が大変になることもあります。
当院の歯科医師がきめ細かくサポートいたしますので、ご来院ください。

治療後のメンテナンス

土台となる骨の部分にトラブルが起きれば、骨はインプラントを支えられなくなります。
その結果、インプラントが口腔内から脱落し、治療は失敗に終わることとなります。
「じゃあどうすればいいの?」
具体的には、インプラントの周囲が歯周病にならないように必要があります。
歯周病になると、歯ぐきが下がったり、歯周病の毒素で顎の骨が溶けます。
インプラントを良い状態に保つためには「定期的なメンテナンス」と「徹底したプラーク(歯垢:しこう)コントロール」が不可欠といえるのです。

医院でメンテナンスを受けましょう

治療終了後、インプラントのメンテナンスを怠ると、過度な負担がかかり補綴物(ほてつぶつ:被せ物)が破折したり歯周病が急に進むことがあります。
定期的な咬み合わせのチェックと、レントゲンによる診査が重要です。
普段の歯磨きでは落としきれない汚れを、歯のクリーニングのプロフェッショナルである「歯科衛生士」(国家資格です)のケア&フォローいたします。
また、ご自宅でのケアが正しく行えるように、ブラッシングのアドバイスもいたします。

日頃のケアが最も大切です

「インプラントのお手入れって、すごく大変なんじゃないのかしら?」
基本的には、天然歯(自分の歯)と同じようにしっかり歯磨きをするだけです。
が、インプラントは人工物ですから、天然歯と違って接合部(境目)があります。
その部分は汚れがたまりやすく、また汚れを落としにくいところでもあります。
そこで、歯ブラシと歯間ブラシ(ワイヤー部がコーティングされているもの)や、デンタルフロス(糸ようじ)を使っての日ごろのケアも併せてしていきましょう。
「歯間ブラシやデンタルフロスの使い方、いまいち良く分からないわ」
もちろん、アドバイスさせていただきます。
インプラントを長持ちさせるために、二人三脚でお手伝いが出来れば幸いです。

インプラント治療のメリット・デメリット

メリット1
他の歯を削る必要がない

入れ歯やブリッジを作製する際には、他の歯を削って支えとする必要があります。
健康な歯を削ることに抵抗を感じる人も少なくありません。
一方、インプラントであれば、その他の歯を削る必要がありません。
インプラントは、顎の骨にネジを直接埋め込む治療法ですので、他の歯を支えとする必要はありません。

メリット2
本物の歯に近い噛み心地

インプラントは、入れ歯やブリッジとは異なり、天然歯に近い状態まで欠損(けっそん:歯が抜けた状態)を回復させることができますので、食事も本物の歯に近い噛み心地で楽しむことができます。

メリット3
金属アレルギーが起こりにくい

インプラント治療では、チタンと呼ばれる金属を使用します。
チタンは人工関節にも活用されている金属で、金属アレルギーを起こしにくい性質を持っています。
ですから、その他の金属にアレルギーを持っている方でも、インプラントであれば安心して治療を受けることが可能なケースが多いです。

デメリット1
治療期間が長くなる

インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比べると、比較的治療期間が長くなる傾向にあります。
これはインプラントが顎の骨と結合するまでに、それなりの時間を要するためです。
とはいえ、それほど頻繁に来院する必要はありませんのでご安心ください。

デメリット2
手術が必要になる

インプラント治療では、必ず手術を行うこととなります。
人工歯根であるインプラント体を顎の骨に埋めなければならないからです。
けれども、手術自体はそれほど長い時間はかかりませんので、一般的な医科の手術と比べると、患者様の精神的身体的負担は小さいといえます。
イメージ的には抜歯と同様とお考えいただいて大丈夫です。

デメリット3
治療後のメンテナンスが不可欠

インプラントを長く使い続けていくためには、治療後も定期的にメンテナンスを受ける必要があります。
また、ご自身での歯磨き・歯間ブラシ・デンタルフロス等でのお手入れも欠かせません。
せっかく入れたインプラントですから、長持ちさせましょう、もちろんそのお手伝いは当院がいたします。

 

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