歯の喪失と、全身影響について
イギリスでの10年間の追跡調査により、 「歯を失うと、全身の運動機能と記憶力が低下する」というデータが出ています。 また、「歯の喪失と心身機能の衰えは、社会的経済的地位と関連がある」ともされています。 歯をすべて失った場合(1本もない場合)は、社会的経済的地位と無関係に、心身機能の低下を招くとされています。 咀嚼力(噛む力)の低下により、栄養状態の低下や、口腔内の炎症反応などが起きて、全身の機能が…続きを読む
2024年11月2日
イギリスでの10年間の追跡調査により、 「歯を失うと、全身の運動機能と記憶力が低下する」というデータが出ています。 また、「歯の喪失と心身機能の衰えは、社会的経済的地位と関連がある」ともされています。 歯をすべて失った場合(1本もない場合)は、社会的経済的地位と無関係に、心身機能の低下を招くとされています。 咀嚼力(噛む力)の低下により、栄養状態の低下や、口腔内の炎症反応などが起きて、全身の機能が…続きを読む
2024年11月2日
「歯周病は全身疾患」 歯周病は口の中の症状だけでなく、全身の多くの内科疾患との関わりがわかってきています。 歯肉炎によって算出される炎症性サイトカインが、血中に入ってインスリンの働きを阻害することにより、糖尿病になります。 口腔内の細菌も血中に入り込むことにより、血管内での炎症を起こして、動脈硬化を引き起こします。 歯周病の人は、脳梗塞・心筋梗塞のリスクが3倍高くなるとされています。 また口腔内の…続きを読む
2024年10月30日
認知症や寝たきりなど、点滴などでの栄養摂取となる場合があります。 口を使わずに食べ物を食べることで、口の中が汚れないと思われる場合もありますが、実際は逆で、食べ物を食べて唾液を出すことで、口腔内細菌のバランスが保たれています。 食べ物が口を通過しないことで、口の中の細菌バランスが崩れ、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 ベッドで寝たきりで食事をするよりも、上半身を起こして食事をするだけでも、さらにベ…続きを読む
2024年10月28日
特に気をつけてほしいのは就寝前の歯磨きです。 就寝中のお口の中は唾液の分泌量が少ないため、お口の中で細菌が繁殖しやすい状態です。つまりプラークが着いたままの状態で寝てしまったら…。恐ろしいことが想像できますよね? 活発な細菌のせいで虫歯や歯周病の進行を進めてしまうため寝る前には時間をかけて丁寧に歯ブラシすることを心がけて欲しいです。…続きを読む
2024年10月26日
プラークは粘着力があり水に溶けないため唾液では流れず、洗口だけでも除去できません。そしてプラークが主につきやすい場所は、歯と歯の間や歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わせなどにつきやすいです。これらから正しいブラッシングができていないと落とせていなさそうな細かな場所があげられていますよね。 自分にあった大きさの歯ブラシや歯と歯の間のお掃除に最適な歯間ブラシ・フロスなどを一緒に使い、毎日お手入れしていきま…続きを読む
2024年10月25日
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