
皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。鏡で舌を見たときに、表面に深い溝やひび割れのような線が入っていて驚いたことはありませんか。こうした舌は「溝状舌」と呼ばれることがあります。多くの場合、大きな問題はありませんが、溝に汚れがたまったり痛みを感じたりすることもあります。今回は溝状舌について解説します。
溝状舌とは?
溝状舌とは、舌の表面に複数の溝が見られる状態です。
中央に一本の深い溝がある患者さんもいれば、そこから枝分かれするように細かな溝が広がっている患者さんもいます。
見た目は「ひび割れている」ように感じますが、必ずしも舌が傷ついて裂けているわけではありません。
生まれつき溝が目立つ場合もあり、年齢とともに目立つようになることもあります。
痛みがなければ治療しないことも多い
溝状舌そのものは、多くの場合、特別な治療を必要としません。
症状がなく、食事や会話にも支障がなければ経過を観察します。そのため、舌に溝があるだけで「何か重い病気なのではないか」と過度に心配する必要はありません。
ただし、舌の状態は患者さんによって異なるため、初めて気づいた場合や急激に変化した場合には歯医者で一度確認してもらうと安心です。
溝に汚れがたまることがある
溝が深い場合、食べ物の細かな残りや舌苔がたまりやすくなることがあります。
汚れが残ることで口臭の一因になったり、舌に違和感が出たりする場合があります。
舌を清掃する場合には、舌ブラシなどを使って優しく行いましょう。汚れを取ろうとして強く何度もこすると、舌の粘膜を傷つけてしまいます。
舌には細かな組織が多数あるため、「完全に白いものをなくそう」と過剰に清掃する必要はありません。
痛みやヒリヒリ感がある場合
溝の部分に炎症が起こると、舌がヒリヒリしたり、刺激物がしみたりする場合があります。
口の中が乾燥している患者さんでは、舌の違和感が強くなることもあります。十分に水分を摂取し、お口の乾燥を避けることも重要です。
ただし、舌の痛みには口内炎、感染症、舌痛症などさまざまな原因があります。痛みがあるからといって、すべて溝状舌が原因とは限りません。
受診した方がよい症状
舌の一部分だけに治らない傷がある、しこりを感じる、出血が続く、白色や赤色の変化が2週間以上続く場合は、歯科医院での確認をおすすめします。
舌をはじめとした口腔粘膜には、さまざまな疾患が現れることがあります。
川越の歯医者で定期検診を受ける際には、歯や歯茎だけでなく、舌の気になる変化についても伝えてください。
まとめ
舌にひび割れのような溝が見られる溝状舌は、多くの場合、特別な治療を必要としません。ただし、溝に汚れがたまったり、痛みや炎症が生じたりすることがあります。川越で歯医者をお探しの方で、舌の傷や色の変化が長期間続いている場合には、自己判断せず歯科医院で確認してもらいましょう。
























