
皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。口内炎が長引く、舌や歯茎にしこりがある、粘膜の色が気になるなどの症状があると、「口腔がんではないか」と不安になる患者さんも少なくありません。今回は、口腔がんが疑われるときに行われる検査方法について、川越の歯医者としてわかりやすく解説します。
口腔がんの検査はまず問診から始まります
口腔がんの検査では、最初に患者さんの症状や生活習慣を確認します。いつから違和感があるのか、痛みや出血があるのか、口内炎のような病変が治らない期間はどれくらいかなどを丁寧に伺います。
また、喫煙や飲酒の習慣、合わない入れ歯や被せ物による慢性的な刺激、過去の病歴なども確認します。これらは診断を進めるうえで大切な情報です。
視診・触診でお口の中を確認します
次に、舌、歯茎、頬の内側、上あご、下あご、口の底などを目で見て確認します。口腔がんは、白い斑点、赤いただれ、しこり、治りにくい潰瘍などとして現れることがあります。
触診では、病変が硬くなっていないか、周囲との境目がはっきりしているか、痛みの有無などを確認します。首のリンパ節が腫れていないかを触って調べることもあります。お口の中は自分で見えにくい部分も多いため、違和感が続く場合は歯科医院での確認が大切です。
必要に応じて画像検査を行います
視診や触診で詳しい確認が必要と判断された場合、レントゲン、CT、MRI、超音波検査などの画像検査が検討されます。これらの検査では、病変の広がり、骨への影響、リンパ節の状態などを調べます。
歯科用CTは、顎の骨や周囲組織の状態を立体的に確認できるため、口腔内の異常を把握するうえで役立つことがあります。ただし、画像検査だけで口腔がんを確定するわけではなく、必要に応じて専門医療機関と連携して診断を進めます。
細胞診・組織診で詳しく調べます
口腔がんが疑われる場合、細胞診や組織診と呼ばれる病理検査が行われることがあります。細胞診は、病変の表面から細胞を採取して顕微鏡で調べる検査です。比較的負担が少ない方法ですが、結果によっては追加検査が必要になることもあります。
一方、組織診は病変の一部を採取して調べる検査で、確定診断に重要です。がん細胞の有無や種類を詳しく確認できるため、治療方針を決めるうえでも大切な検査です。国立がん研究センターでも、口腔がんの検査として視診・触診、病理検査、画像検査などが挙げられています。
受診の目安となる症状
口内炎のような症状が2週間以上治らない、舌や歯茎にしこりがある、粘膜の白色・赤色の変化が消えない、噛むと痛む、出血しやすい、口が開けにくいといった症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
もちろん、これらの症状があるからといって必ず口腔がんというわけではありません。虫歯、歯周病、噛み合わせ、入れ歯や被せ物の刺激などが原因の場合もあります。だからこそ、自己判断せず、川越の歯医者でお口の状態を確認することが大切です。
まとめ
口腔がんの検査は、問診、視診・触診、画像検査、細胞診・組織診などを組み合わせて行います。特に治りにくい口内炎やしこり、歯茎や粘膜の色の変化がある場合は、早めの確認が安心につながります。川越周辺でお口の違和感が続いている患者さんは、放置せず歯科医院へご相談ください。





















