川越の歯科(歯医者)まつむら歯科クリニック 一般的な治療からインプラント、審美治療などの専門的な治療まで行っております。

院長ブログ

虫歯を5年放置するとどうなる?

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。虫歯は初期のうちは痛みが出にくく、「まだ大丈夫」と思ってしまう患者さんも少なくありません。しかし、虫歯を5年放置すると、歯だけでなく歯茎や噛み合わせ、全身の健康に影響することがあります。今回は、虫歯を長期間放置した場合に起こり得る変化について解説します。

虫歯は自然に治る病気ではありません

虫歯は、歯の表面が細菌の出す酸によって溶かされる病気です。ごく初期の段階であれば、フッ素や歯磨き、食生活の改善によって進行を抑えられることがありますが、穴が開いた虫歯が自然に元の形へ戻ることは基本的にありません。

痛みがない期間が続くと「治った」と感じることもありますが、実際には歯の内部で虫歯が広がっているケースがあります。特に奥歯や歯と歯の間は見えにくく、気づかないうちに進行しやすい部位です。

5年放置すると歯の神経まで進むことがある

虫歯がエナメル質を越えて象牙質に達すると、冷たいものがしみたり、甘いものを食べたときに痛みを感じたりします。さらに放置すると、虫歯菌が歯の神経にまで入り込み、強い痛みが出ることがあります。

神経まで感染が進んだ場合は、虫歯を削って詰めるだけでは済まず、根管治療が必要になることがあります。根管治療は、感染した神経や汚れを取り除き、歯の根の中をきれいにする治療です。通院回数が増えやすく、歯の状態によっては治療後に被せ物が必要になります。

痛みが消えても治ったわけではない

虫歯を長く放置していると、ある時期に強い痛みが出たあと、急に痛みが軽くなることがあります。これは、神経が回復したのではなく、神経が壊死して痛みを感じにくくなっている可能性があります。

そのままにしておくと、歯の根の先に膿がたまり、歯茎が腫れる、噛むと痛い、顔が腫れるといった症状につながることがあります。状態によっては抗菌薬だけでは改善せず、根管治療や抜歯が必要になる場合もあります。

歯を残せなくなる可能性が高まります

5年という長い期間、虫歯を放置すると、歯の大部分が崩れてしまうことがあります。歯の頭の部分がほとんど残っていない場合や、歯の根まで割れている場合は、治療で残すことが難しくなることがあります。

歯を失うと、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどで補う必要があります。どの治療にも特徴があり、費用や治療期間、周囲の歯への影響が異なります。できるだけ自分の歯を残すためには、痛みが出る前の段階で受診することが大切です。

噛み合わせや周囲の歯にも影響します

虫歯で歯が欠けたり、痛みを避けて片側ばかりで噛んだりすると、噛み合わせのバランスが崩れることがあります。噛む力が一部の歯に集中すると、歯のすり減り、顎の違和感、詰め物や被せ物の破損につながることもあります。

また、虫歯で歯を失ったままにしていると、隣の歯が倒れたり、向かい合う歯が伸びてきたりすることがあります。時間が経つほど治療が複雑になりやすいため、川越の歯医者で早めに状態を確認することをおすすめします。

歯茎の腫れや口臭の原因になることも

進行した虫歯は、歯の内部や根の先に細菌が増えた状態です。膿がたまると歯茎にできもののような腫れが出たり、口の中に嫌なにおいが出たりすることがあります。

口臭の原因は歯周病や舌の汚れなどさまざまですが、放置した虫歯が関係していることもあります。市販の洗口液で一時的ににおいを抑えても、原因が虫歯であれば根本的な改善にはつながりません。

早めの受診が治療の負担を減らします

虫歯治療は、早い段階ほど歯を削る量を抑えやすく、治療回数も少なく済む傾向があります。小さな虫歯であれば、詰め物で対応できる場合もありますが、進行すると神経の治療や被せ物、抜歯が必要になることがあります。

「痛くないから大丈夫」と判断せず、黒く見える部分がある、食べ物が詰まりやすい、しみる、歯茎が腫れるなどの症状があれば、一度歯科医院で検査を受けましょう。レントゲン検査を行うことで、見た目だけではわからない虫歯の広がりを確認できる場合があります。

まとめ

虫歯を5年放置すると、神経への感染、歯茎の腫れ、口臭、噛み合わせの乱れ、抜歯のリスクにつながることがあります。痛みが消えても治ったとは限らず、内部で進行している場合もあります。川越の歯医者で早めに検査を受け、歯を残せる段階で適切な治療を行いましょう。



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