川越の歯科(歯医者)まつむら歯科クリニック 一般的な治療からインプラント、審美治療などの専門的な治療まで行っております。

スタッフブログ

総入れ歯の噛む力について

天然歯の咬合・咀嚼力は、約50〜90kgで、およそ自分の体重程度の力がかかるとされています。 総義歯(総入れ歯)の咬合力は約2〜15kg程度とされています。 歯を支える歯槽骨と呼ばれる部分が、歯の喪失とともに吸収します。 歯がまったくない方は、顎堤と呼ばれる骨の盛り上がった部分が殆ど無い場合もあり、骨がないためインプラントもできず、平らな骨の上に入れ歯を乗せても安定しない状態です。 入れ歯を作って…続きを読む

2020年05月22日

液体の洗口液について

  ペースト状ではなく、マウスウォッシュ・デンタルリンスなどと呼ばれる液体の物は、厳密には「液体歯磨剤」「洗口液」の2つに別れます。 液体歯磨剤は、ペースト状の歯磨剤(歯磨き粉)と同じく、適量を口に含んでブラッシング、もしくは適量を口に含んで吐き出した後にブラッシングするものです。   「洗口液」はさらに2つ「化粧品」と「医薬部外品」に分別されます。 「化粧品」に分類されるもの…続きを読む

2020年05月20日

口腔ケアとインフルエンザの関係について

  養護老人ホームにて、歯科衛生士による口腔ケアを定期的に受けた人は、誤嚥性肺炎の発症率、死亡率が半分近くに減少したというデータがあるそうです。 またインフルエンザの発症率が10分の1程度に減少したという結果も出ているそうです。   口の中は、常在菌と呼ばれる700種類、1千億を超える細菌がいて、それぞれの菌が適度なバランスを保ちながら棲んでいる状態です。 衛生的に保たれた口腔…続きを読む

2020年05月18日

口腔内の細菌について

加齢現象の一つとして、唾液分泌量の減少があります。   免疫を担う唾液の減少により、口の中の雑菌が増殖します。 就寝中など気づかないうちに、雑菌の混じった唾液を誤嚥することで、 誤嚥性肺炎へと結びつきます。   歯磨きや歯間ブラシなどで口腔内細菌を減らしておくことが大切です。 また、水を飲んだりしてむせたときは、さらに水を飲むとより誤嚥が起こりやすくなる場合があります。 しっか…続きを読む

2020年05月13日

のどの、飲み込む力について

のどの筋力の低下は、40代から始まると言われています。 飲み込む力が低下すると、食事でむせやすくなったり、咳き込む、咳払いが増える、声がかすれてくる、などの症状として出てきます。 のどの筋力の低下で、誤嚥(肺に食事が入ってしまうこと)が起こりやすくなります。 食品そのものは、むせる反射で吐き出しやすいですが、唾液の誤嚥も起こります。   歯周病など口腔内の状況が良くないと、歯周病菌が肺に…続きを読む

2020年05月12日


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