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歯の喪失と、全身影響について

イギリスでの10年間の追跡調査により、

「歯を失うと、全身の運動機能と記憶力が低下する」というデータが出ています。

また、「歯の喪失と心身機能の衰えは、社会的経済的地位と関連がある」ともされています。

歯をすべて失った場合(1本もない場合)は、社会的経済的地位と無関係に、心身機能の低下を招くとされています。

咀嚼力(噛む力)の低下により、栄養状態の低下や、口腔内の炎症反応などが起きて、全身の機能が衰えていく、という流れですね。

歯を1本失うと、残っている歯に負担がかかります。残っている歯が少なくなると、力の分散ができずに、残っている歯により大きい力がかかるので、加速度的に歯の喪失が増える傾向にあります。

今ある歯を失わないよう、定期検診が大切です。



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