日本では、全国民が健康保険での歯科治療を受けることができます。
虫歯を削って詰めたり、神経を取って被せ物を作ったりするなど、医療費の3割(〜1割)の自己負担金額で、治療を受けることができます。
保険診療は厚生労働省が定めるルールに基づく診療の方法・点数であり、治療の流れなどがルール化されています。
保険治療では、「失った機能の回復」ができるのですが、「きれいに治す」という審美的な内容はサポートされていません。
前歯であれば、ひとまず樹脂を使った表面だけ白い被せ物が作れますが、着色・変色が避けられない材質でのみ、保険適用です。
奥歯であれば、被せ物は銀歯です。白い歯は保険ではサポートされていません。
とりあえず「噛めるように」保険で治すことができますが、「よりきれいに」治したい方は、保険外治療の材料を使用することができます。
現時点で天然の歯に一番色調・強度を似せて作れるのがセラミックです。
保険診療よりも、金属の色を減らしてきれいに白く治したいという方は、ドクターまでご相談くださいね。