こんにちは、川越のまつむら歯科クリニックです。スポーツや転倒などの日常の中で突発的に歯を傷つける事故が起こりえます。そんな時、一体どう対処すれば良いのでしょうか?今回は、歯が折れた、欠けた、抜けたという3つの場合について詳しく解説します。
まず、歯が折れた場合。非常に強い痛みを伴うことが多いですが、冷静になって対処しましょう。可能であれば折れた部分を探し、洗浄して保存してください。口内は冷水でゆすぎ、腫れを防ぐために冷却パックを当てます。その後、できるだけ早く歯科医療機関に連絡し、診察を受けてください。治療の選択肢は様々で、状況によりますが、セラミッククラウンやボンディングなどを用いて歯の形状を復元できることが多いです。
次に、歯が欠けた場合。こちらもまずは冷静に対処しましょう。欠けた部分が見つかればそれを保存し、口内はゆすいでください。欠けた部分が痛みを引き起こす場合、市販の歯痛止めが一時的な対策になります。そして、できるだけ早く歯科医師に診てもらうことが大切です。一部が欠けた歯でも、修復やクラウン治療などで、歯の形と機能を保つことが可能です。
最後に、歯が抜けた場合。これは非常に深刻な状況ですが、適切な対処により再植するチャンスがあります。抜けた歯をそのまま掴んでしまうと根元が傷つく可能性があるので、頂部(クラウン部)を掴んで、口内又は牛乳で湿らせたまま保存してください。そして、直ちに歯科医師に連絡します。時間が経つほど再植成功の確率が下がるため、最短時間で治療を受けることが重要です。万が一、再植が不可能な場合でも、インプラントやブリッジといった代替治療法がありますので、あきらめずに専門家の意見を求めてください。
一度失った歯を取り戻すためには、的確な初期対応と早期の治療が必要です。まつむら歯科クリニックでは、皆様の歯を最善の状態に戻すために、専門的な知識と技術を持ったスタッフが待機しています。どんな小さな事でも、何かお困りのことがありましたら、遠慮なくご相談ください。
これからも皆様の口腔健康を支えるパートナーとして、まつむら歯科クリニックは努力を続けます。次回は、スポーツ時の歯の保護について、マウスガードの重要性についてお話します。お楽しみに!