市販されている歯磨き剤の9割(重量ベース)程度がフッ化物配合。気づかず使っていたという方も多いかもしれません。間違って少々飲み込んでしまっても安全なことが確認されていますので、その効果を充分に発揮させるため、歯磨き後のうがいは一回軽くすすぐ程度にしたいものです。
また、むし歯ではないのにしみる痛む、という知覚過敏の方も、痛みの感じ方を和らげる成分が知られており、そうした成分を配合した歯磨き剤を使う価値があります。
歯周病予防の効果を期待して歯磨き剤を選ぶ場合は、殺菌作用と抗炎症作用を理解して、どのようなものをどのように使うべきか、考えてみましょう。