<TCH(歯列接触癖)が引き起こす症状>
TCHは顎関節症だけでなく頭痛や首の痛み、肩こり、腰痛、膝の痛みを出したり緊張した筋肉が神経を圧迫するため、めまいや視力低下も引き起こします。これは歯列接触癖が続くとお口の周囲の筋肉だけではなく全身の筋肉にも疲労がたまるからです。
<TCH(歯列接触癖)のお口の症状は>
義歯性疼痛、歯の慢性咬合痛、歯周病の悪化、咬合違和感、矯正治療中の顎関節症の発症、舌・頬粘膜の誤咬、充填物・補綴物の脱離、歯冠破折、慢性口内炎、舌痛症、発語不明瞭化があります。
<TCH(歯列接触癖)の治し方は?>
1.認知すること
2.行動すること
3.継続すること
の3つです。
まずは、何もしていない時に歯が接触していないか気にしてみましょう。
次に、職場の目につくところに『貼り紙』をします。「歯を離す」などです。
そして、貼り紙を見なくても軽く歯が接触している事で筋肉の疲労感を気づくようになれば、繰り返しているうちに無意識に
歯の接触を回避できるようになります。
他にナイトガードと呼ばれるマウスピースを作製し、上の歯に装着します。
歯ぎしりが激しい方は数ヶ月~数年程度で磨耗により破けてきますが、歯や顎の関節を保護出来ます。
気になる方は一度ご来院のうえご相談ください。