歯周病が起きると、炎症物質サイトカインが血流にのり、脳にたどりつきます。
脳に流れ込むと脳のゴミと言われるアミロイドβと呼ばれるタンパク質が増加します。
記憶をつかさどる海馬という部分に徐々に蓄積し、脳細胞が徐々に死滅し、記憶障害につながります。
フロリダ大学の研究チームが、アルツハイマーで死亡した人の脳から、歯周病菌が産生するLPS(リポポリサッカライド)が高頻度で確認されており、アルツハイマー型認知症を発症していない人からは検出されておらず、歯周病菌とアルツハイマー型認知症に関連があることがはっきりわかりました。