食事を美味しく食べることができる。
健康であるがゆえの楽しみですね。
しかし、様々な原因で上手く食べられない、飲み込めない「摂食・ 嚥下障害」という症状があります。
摂食・ 嚥下障害といえば高齢者というイメージがある方も多いと思います が、その原因は様々で、 実は新生児から高齢者まであらゆる年齢層にみられます。
その方の状態によって症状は様々です。食べるとむせる、 形があるものをかんで飲み込めない、
食事に時間がかかる、 食べると疲れる、食後に痰が出る、食事を摂ると声が変わる、 食べ物が口からこぼれる、
飲み込んでも食物が口の中に残る、 食べ物がつかえる、 などで嚥下障害があることに気がつくことがあります。
また、 嚥下障害により食事が上手くとれないために体重が減る、 低栄養や脱水を起こす、飲み込んだものが気管に入る(誤嚥する) 、
飲み込んだもので窒息する、ということもあります。