タバコは、口の環境にとっては百害あって一利なしです。
タールが歯につくことで、着色やプラークが付着しやすくなります。
タール着色は落としにくく、審美的にも悪くなります。
唾液の分泌量が減ることで、歯の再石灰化と免疫力が低下します。
ニコチンが末梢血管を収縮させることで、歯肉の血流が悪くなり酸素や栄養分の供給が低下します。
タバコそのものが口臭の原因です。
また、歯周病の初期症状「歯肉からの出血」も起きにくくなることで、歯周病の初期症状が目立ちにくくなり、気づかないうちに歯周病が進行します。
喫煙者でなくとも、歯周病は気づかないうちに進行しますが、さらに気づきにくくなります。
喫煙者は、非喫煙者にくらべ歯肉老化が10~20歳進んでいるともされています。