「オーラルフレイル」という言葉が最近ピックアップされてきました。
「口腔の虚弱」という意味で、加齢により、歯や舌、口腔周りの筋肉の低下により、全身の衰えも進むという考え方です。
歯の本数が少なくなると、硬い食品を噛みたくなくなり、噛む力の衰えで、より柔らかい食べ物を食べるようになり、栄養の偏りで体力も落ちていくという悪循環です。
人間は「歯の治療」「入れ歯やインプラント」などで噛む機能をある程度回復できたり、食べ物を柔らかく加工して栄養を摂取することができます。
自然界の動物は、歯が衰えて噛めなくなると、エサを食べられなくなり、それが自分の寿命とわかります。
生物の本来は、「歯の寿命」イコール「体の寿命」ですね。
歯を守ることが、生きることに繋がります。