歯肉の変化の状態でわかりやすいのが、色や出血の有無のほかに、歯肉の位置や腫れ具合を観察することです。
以前よりも歯が長くなったと感じることはありませんか?
歯肉がブヨブヨしていたり、歯と歯肉の境の汚れが取りにくくなったと感じることはありませんか?
歯ブラシの適切でない当て方だったり、歯周病によって、歯肉の位置が以前よりも下がってしまうことがあります。
歯肉がブヨブヨと腫れていると、汚れが溜まりやすく、炎症がいつまで経っても落ち着くことはありません。
歯肉が健康な状態の時、歯肉にミカンの皮のようなプツプツが見られます。
それはスティップリングといい、歯肉のコラーゲンの線維がしっかりと張っているのが見える状態です。
歯肉の炎症が起こると、この線維がゆるみ消失してしまいます。
歯肉の状態が悪化すると、歯周病の悪化や虫歯、口臭など口腔内全体の悪化に繋がります。
歯肉の状態を観察して、健康な状態を保てるようにしていくことが大切です。