歯周病は慢性疾患です。生活習慣病とも言えます。
つまり高血圧症や糖尿病のように長期間にわたって病気をかかえながら生活しなければなりません。
慢性疾患の特徴とは①永続的に②障害が残余し③不可逆的な病理的変質に起因するもので④リハビリテーションのためには患者の特別な訓練が必要であり⑤長期間の管理や観察およびケアが必要であることが予測される。との特徴があり歯周病はまさにそれらにあてはまります。完全な治癒がなく、時間経過とともに再発したり進行すれば歯を失い咀嚼障害をもたらします。治療期間・治療後を通じて患者さんのプラークコントロールという治療参加が必須で治療後も定期健診というアフターケアを続けていくことが大切になります。