歯周病の炎症物質サイトカインが血中に流れ出すことで、インスリンが効きにくくなり、糖尿病を発症しやすくなります。
アメリカの国民健康栄養調査にて、歯周病の人は糖尿病になるリスクが約2倍と出ています。
糖尿病と診断されるほどでなくとも、平均血糖が高いデータが出ているそうです。
歯周病を患っている糖尿病患者への歯石除去と口腔衛生指導の結果、平均血糖が下がったという、逆向きのデータも東京医科歯科大より出ています。
また同じく炎症物質サイトカインが動脈硬化を引き起こし、歯周病の人は脳梗塞のリスクが約2.8倍高いそうです。(歯周病学会)