東北大学のデータにて、「歯が残っていない人は、歯が20本以上残っている人に比べ、寿命が短く、要介護期間も長い」という結果が出ています。
高齢者において噛む力が衰えると、柔らかいものばかり食べるようになり、栄養バランスの低下・低栄養になりやすいです。
タンパク質の摂取不足が筋肉の維持不足になり、全身の筋肉・顎や喉の筋肉の低下により、動けない・食べられない、という悪循環になります。
厚生省でも、老後の全身の栄養には口腔ケアが第一であるとしています。
老後困ってから、ではなく、今から今の歯・口の健康を保つことが、老後の健康につながります。