噛み合わせ・歯並びは、見た目だけの問題ではありません。
歯磨きの清掃効率が落ちることにより、虫歯・歯周病になりやすくなりますし、噛み合わせの左右のバランスのズレから、筋肉の緊張を生み、顔の歪みにもつながります。
またきちんと咀嚼できない場合には、消化不良を経て肥満・糖尿病を引き起こすという研究結果もあります。
歯並びが乱れるということは、基本的には歯のサイズに対してアゴの骨のサイズが不足することがほとんどです。
歯のサイズは、人間の進化の過程において、何千年も前から急な変化は起きていないため、メインはアゴのサイズです。
昔に比べて柔らかい加工食品の摂取により、食生活の変化からアゴの未発達な人が増えています。
残念ながら成長期を過ぎてしまうと、ここからアゴの発達には期待できませんが、お子さんがいるご家庭では、咀嚼が必要な食品を多く取り入れる食生活がオススメです。