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院長ブログ

歯周病が原因で認知症になるって本当?

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。

「歯周病が原因で認知症になる」という話を聞いたことはありますか?近年、歯周病と全身の健康との関係が注目されており、特に認知症との関連についての研究が進んでいます。歯周病を放置すると、単に歯を失うだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。今回は、歯周病が認知症のリスクを高める理由と、歯周病の早期発見・早期治療の重要性についてお話しします。

歯周病で認知症のリスクが上がる理由

歯周病とは、歯茎に炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨まで破壊してしまう病気です。この歯周病が認知症のリスクを高める理由として、主に以下の3つが考えられています。

1. 歯周病菌が脳に影響を及ぼす

歯周病を引き起こす細菌の一つに「ポルフィロモナス・ジンジバリス(P. gingivalis)」という菌があります。この細菌が血流に乗って脳に到達すると、炎症を引き起こし、アルツハイマー型認知症の原因となる「アミロイドβ」という異常なタンパク質の蓄積を促進することが研究で示されています。アミロイドβが脳内に蓄積すると、神経細胞が破壊され、認知機能が低下する可能性があるのです。

2. 慢性的な炎症が脳の健康を損なう

歯周病が進行すると、体内で慢性的な炎症が続きます。炎症を起こす物質が血液を通じて全身に広がると、脳の血管にもダメージを与え、認知症のリスクを高めると考えられています。特に、動脈硬化を促進し、脳の血流が悪化することで、脳細胞への酸素や栄養の供給が減少し、認知機能の低下につながる可能性が指摘されています。

3. 歯の喪失による噛み合わせの変化

歯周病が進行し、歯を失うと、噛み合わせのバランスが崩れ、脳への刺激が減少します。噛むことは、脳を活性化させる重要な行為です。噛むことで脳の血流が促進され、記憶や学習に関わる海馬という部位の機能が維持されます。しかし、歯を失って噛む力が低下すると、脳への刺激が減少し、認知機能の低下を招く可能性があるのです。

歯周病は早期発見・早期治療が重要

認知症のリスクを減らすためにも、歯周病の早期発見と早期治療が大切です。歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんどないため、気づいたときにはすでに進行していることが多い病気です。そのため、定期的な歯科検診が欠かせません。

1. 定期的な歯科検診で早期発見

歯周病は、歯茎の腫れや出血、口臭などの症状が現れることがありますが、自分で気づくのは難しいことが多いです。そこで、歯医者での定期検診を受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。川越周辺にお住まいの方も、定期的に歯医者に通い、歯周病のチェックを受けることをおすすめします。

2. 早期治療で進行を防ぐ

もし歯周病が見つかった場合、早期治療を行うことで進行を防ぐことが可能です。歯科医院では、歯石の除去や適切な歯磨き指導を行い、歯周病菌の増殖を抑える治療を行います。また、噛み合わせのチェックを行い、歯や歯茎に負担がかかりすぎないように調整することも重要です。

3. 自宅でのケアも忘れずに

歯周病の予防には、毎日の適切な歯磨きと生活習慣の見直しが欠かせません。特に、歯と歯茎の境目を意識してブラッシングすることが大切です。また、フロスや歯間ブラシを使用して、歯の隙間に溜まった汚れを取り除くことも効果的です。さらに、食生活にも気を配り、ビタミンCやカルシウムを多く含む食品を摂取することで、歯茎の健康を維持することができます。

まとめ

歯周病は単なる口の病気ではなく、全身の健康にも影響を及ぼします。特に、歯周病が進行すると認知症のリスクが高まる可能性があるため、早期発見と早期治療が重要です。定期的に歯医者で検診を受け、適切なケアを行うことで、歯周病を予防し、健康な生活を維持しましょう。川越周辺で歯医者をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。

 



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