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院長ブログ

既製の入れ歯は危険?使わない方がいい?

皆さん、こんにちは。川越のまつむら歯科クリニックです。突然ですが、既製品の入れ歯を使用している方、もしくはこれから使おうと考えている方はいらっしゃいますか?今回は、市販されている既製の入れ歯が持つ危険性についてお話しし、入れ歯を作る際にはなぜ歯科医院が推奨されるのかを解説していきます。

市販されている既製の入れ歯について

市販されている既製の入れ歯は、通販やドラッグストアで購入できる便利な選択肢として注目されています。価格も手頃で、簡単に装着できることから多くの方に利用されています。一見すると魅力的なアイテムですが、歯科医師としてはその使用には慎重になるべき点が多いと感じています。

既製の入れ歯は、あらかじめ標準的なサイズや形状に合わせて作られており、個々の患者さんの口腔内の状況に合わせた調整がされていません。人それぞれ異なる歯茎や噛み合わせの状態を考慮できないため、適切なフィット感が得られないことが多いのです。このフィット感の不足が、様々な問題を引き起こす原因になります。

既製の入れ歯が危険な理由

  1. フィット感の不足によるトラブル 既製の入れ歯は、患者さん一人ひとりの歯茎や噛み合わせの形状に合っていないため、装着時に違和感を覚えることが多いです。この違和感が原因で、入れ歯が口腔内で動いてしまい、話しづらさや食事のしにくさを引き起こします。また、長時間使用することで歯茎に負担がかかり、痛みや炎症を伴うこともあります。
  2. 健康への悪影響 不適切な入れ歯を使用すると、噛む力が均等に分散されず、一部の歯茎や顎に過度な負担がかかります。その結果、顎の骨が減少したり、口内炎が発生したりする可能性があります。また、食事がしにくくなることで、栄養バランスが崩れ、全身の健康にも影響が及ぶ恐れがあります。
  3. 適切なケアが困難 既製の入れ歯は、素材や作りが医療用のものと異なる場合が多く、清掃やメンテナンスが難しい場合があります。これにより、入れ歯に細菌や汚れが蓄積し、口臭や口内環境の悪化を招くことがあります。

入れ歯は歯科医院で作りましょう

入れ歯を作る際には、歯科医院での作成を強くお勧めします。歯科医師による入れ歯は、患者さんの歯茎や噛み合わせの状態を詳細に診察し、それに基づいてオーダーメイドで作成されます。

歯科医院で作る入れ歯の利点は、以下の通りです。

  • フィット感の良さ 入れ歯が口腔内にぴったり合うことで、食事や会話が快適に行えるようになります。これにより、入れ歯が動いてしまう不快感や、歯茎への過剰な負担が軽減されます。
  • 長期間の使用が可能 歯科医院で作成された入れ歯は、耐久性が高く、適切なメンテナンスを行うことで長期間使用できます。また、定期的な調整や修理を通じて、快適な使用感を維持することができます。
  • 口腔内全体の健康維持 入れ歯の設計時に口腔内全体の健康を考慮するため、噛み合わせが整い、顎や歯茎への負担が軽減されます。これにより、他の歯や顎骨の健康を保つことができます。

川越周辺で信頼できる歯医者をお探しの方は、ぜひ当院にご相談ください。専門の歯科医師が、患者さん一人ひとりに最適な入れ歯を丁寧にお作りいたします。

まとめ

既製の入れ歯は一見便利ですが、適切なフィット感や健康面でのリスクを考えると、使用はお勧めできません。入れ歯を作る際は、歯科医院でオーダーメイドのものを作成することで、快適で安全な生活を送ることができます。川越のまつむら歯科クリニックでは、患者さんに寄り添った治療を提供しておりますので、お気軽にご相談ください。

 



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