川越の歯科(歯医者)まつむら歯科クリニック 一般的な治療からインプラント、審美治療などの専門的な治療まで行っております。

院長:松村先生インタビュー

院長 / 歯科医師:松村 佳樹インタビュー

スタッフがコロコロ変わると、患者さんも困りますよね。
僕が患者さんだったら、同じ歯科医師、歯科衛生士に診てもらいたいと思います。
そういう歯科医院を作っていきます。

監修サイト

  • まつむら歯科クリニック院長
  • 川越インプラント情報サイト 監修
  • 川越矯正歯科情報サイト 監修

資格・学会

  • 日本ヘルスケア協会会員
  • 日本歯科大学校友会正会員
  • AQBインプラント終了医師
  • 保険医協会正会員
  • ストレートライン・キッズライン認定医
  • マウスピース矯正アソアライナー認定医院

※埼玉県下で一番AQBを埋入している歯科医師です。
※ストレートライン矯正日本一の実績です。

2003年4月 日本歯科大学 新潟歯学部卒業
2004年 神奈川県の大型医療法人にて院長として勤務
2005年6月 埼玉県川越市にてまつむら歯科クリニック設立
2006年6月 新規移転開業 川越ホワイトニングセンター設立
2007年4月 川越インプラントセンター設立
クリーニングエステサロン「クリーン+クリーン」設立
2007年6月 医院拡張工事(計60坪) 近未来型予防歯科センター設立
2007年11月 川越矯正歯科センターOPEN(見えない取り外せる矯正システム)
2008年 トイレ・応接室完成 75坪歯科医院完成
2008年5月 院内オンライン予防システム導入
2010年9月 CTレントゲン装置導入
2017年12月 高性能滅菌DAC導入/院内滅菌主義システム化
2018年10月 HPリニューアル

開業当時の苦労話をお聞きしたいです。

大変すぎて、思い出したくないです。(笑)
開業当初、川越の駅前に年中無休の歯医者さんがなかったので、年中無休にしたんです。
それが結構大変で・・。

どんな風に大変だったのですか?

「年中無休」だけでなくて「24時間電話対応」にしたんです。
27歳の時に開業したので、出来る事は何でもやろう!とやってみました。
夜12時に患者さんから電話が掛かってきて「30分~1時間後に医院を開けるので来てください!」と言って、こっちに飛んできて診療していました。

患者さんからしたら、涙が出るくらいうれしいですよね。

でも、あくる日また9時から仕事じゃないですか。
半年経った時に、倒れて病院に運ばれちゃったんですね。
僕しか歯科医師がいないのに、病院に行っちゃっている・・・。
その時、長野さん(今もいるスタッフさんです)がここの入口で待っていて、患者さんがきたら予約の書き換えをしてくれていたんですね。
それを見て「あ、これは僕だけじゃ(医院が)回らないんだ」と、はじめて気が付きました。
学習して、ドクターを雇いました。
でも、それまでワンマンでやっていたので、ドクターや衛生士さんと衝突すると、どんどん辞めていく訳ですよ。
またそこで気付いたのです、「振り出しに戻っている自分」が悲しくなったんです。

そこでまた「気付いた」んですね。

はい。
そして、今の当院がどうなったか?というと、現場の細かいことに僕は口出ししない、経営管理者に徹しています。
経営者だけでは、経営は成り立ちません。
優秀なスタッフが居るおかげで、歯科医院として健全な経営が出来るのです。
ですので、スタッフは「いてくれるだけで感謝」です。
今は、「感謝」から入っています。
患者さんが来てくれないと、みんなの給料が下ってしまいます・・みんなの給料を守るのが僕の仕事です。
お互いに「持ちつ持たれつ」という事を分かっていただくことも大事ですね。
お蔭様で、人が集まるようになりました。
人が集まる仕組みは、そんなに難しいことではないんです。
「入っても辞めない仕組み」を作ればいいのです。

どんな仕組みか?具体的に聞いていいでしょうか。

1人ひとりと話し合って、合意して、条件を契約書に記して契約しています。
あとは、医院の中が明るい、仲がいい、モチベーションが上がるため施策があるということですね。

僕が経営に専念する分、現場はスタッフに任せます。
「スタッフに任せる」ということは、「労働環境を良くするために試行錯誤をして欲しい!」という事でもあるんです。
例えば、「これをやって欲しい」と仕事を丸投げすると、細かい表が出てきて「あ、こんな方法もあるんだ」とコチラも気付いたり・・みんな本当に頑張って考えて仕事してくれています。
僕は、違う業界でサラリーマンをやっていました。
「異色だ」という人がいますが、別の業界に居たからこそ、経営のことも考えるんですね。
27歳で、一念発起して開業しました。

開業以外の選択肢は、なかったんですね?

開業が目的でした。
開業してからは大変でしたが、経験した人しか分からない経験値があります。
「患者さんをどう集めるか?スタッフをどう育てるか?」が僕の仕事です。

昔は僕一人で全部やっていたんですけれど、今はスタッフに対応してもらいます。
昼休み中でも、対応してもらえれば、患者さんは「嬉しいな」って思いますよね。
ホスピタリティが大事なんです。
対応は、スタッフの方が上手く出来るんです、プロだから。
餅は餅屋です、その道のプロにお任せした方がいいんです。

そして患者さんに喜んでもらえた事で、成長できるんです。
任せることで、一生懸命やってくれます、人が育ってくれています。
患者さんを集めないと経営が成り立たないから、サービスはとても大事ですね。

当院はお口のクリーニングに力を入れていらっしゃいますよね?

僕は、歯科衛生士さんはドクター(歯科医師)と同じ立場だと考えています。(歯科衛生士は国家資格です)
ドクターは治療する人間であって、予防歯科の監督の責任はありますが、実際に歯の掃除をするのは歯科衛生士さんです。
僕ら(歯科医師)は「お掃除が得意でない」と言っています。
お掃除の上手いのは、間違いなく歯科衛生士さんです。

「治療のプロ」は歯科医師で、「お掃除のプロ」は歯科衛生士ということですね。

はい、そうです。
歯科衛生士さんが居てこその「予防」だと思っています。

これからのまつむら歯科クリニックについて、どうしていきたいか?を教えてください。

スタッフがコロコロ変わると、患者さんも困りますよね。
僕が患者さんだったら、同じ歯科医師、歯科衛生士に診てもらいたいと思います。
ですので、長く勤めてもらえる仕組みを作り続けることですね。
そういう歯科医院を作っていきます。

ちなみに、ずいぶん痩せたそうですが・・。

はい。
実は院内の先生から教わりまして・・炭水化物を抜いて、高たんぱく低カロリー食に変えました。
昔はサラダ大嫌いだったんですが、今はサラダが大好きです。
サラダに刺身や肉や卵を混ぜて、モリモリ食べます。
野菜を食べないと一日が始まらない、と感じるようになって来ました。
朝に高タンパクを摂るために、赤身のステーキを食べに「いきなりステーキ」に、いきなり朝から行きます。(笑)
せっかくタンパクを体に入れたのにそのままではもったいないないので、運動します。
そうすると筋肉が付いてきます。
筋肉が付いていれば、代謝がいいので、脂肪が燃焼します。
みんな「過酷だ」と言うんですが、僕にとっては過酷ではないんです。
なぜなら「目標」があったら。
痩せて、スタイル良くなって、履きたいパンツがあったんですね。
お蔭様で、履けるようになりました!

【編集後記】

日曜診療の昼休みの時間を頂いてインタビューをしました。
午後の診療が始まる前から、患者さんがワンサカ来ていました。
確かに、日曜の午後に歯医者さんに行けたら、平日仕事の人からすると有難い限りです。

サラリーマン時代を経て、歯科大に入り、がむしゃらに医院経営をしてきた先生。
転んで膝を擦りむきながら、でも、少しずつ、確実に前に進んでいる先生のお話はとても面白かったです!
また、他の先生や衛生士さんのインタビューの内容と違わないお話でした。
(長時間労働を強いるブラック企業でもないですし、実際にスタッフさんの方からホームページ改善の提案を頂いています。)

エネルギッシュで器用貧乏の真逆の不器用リッチな先生、打てば響くスタッフさん、これからも川越のみなさんのためによろしくお願いします!

インタビュー:2018/11/4


Copyright © まつむら歯科クリニック All rights reserved.