最近「予防歯科」という言葉は聞くけど、どういうことなのかしら?
そんな疑問を持ったお母さんが先生に聞いてみました。
予防歯科っていうけれど、どうして痛くもないのに歯医者さんへ行かなきゃいけないんですか?
お母さんが子供の頃、どんなペースで歯医者さんに行っていました?
学校の歯科検診で、むし歯だってお手紙をもらうと、渋々行っていました。
歯の治療は麻酔の注射がちょっと痛かったり、麻酔が効いていても「歯を削られている」という恐怖だけで、もうイヤんなっちゃうのはよく分かります。
分かってもらえるだけでも、ホッとします。
実は、気持ち良~く歯医者さんに来られる方法があるんです。
え?歯医者で気持ちいい???
そうなんです!知らないと損ですよ。
定期的に予防歯科で歯のクリーニングをすると、頑固な歯石をガリガリやられなくて済みます。
むしろ歯がツルツルになって気持ちいいです。
ぜひ歯医者さんを「予防歯科」でポジティブに活用してください。詳しくは、下のメニューをクリックしてくださいね。
メニュー
1予防歯科とは?
2予防歯科でやること
3教えて先生!予防歯科Q&A
1予防歯科とは?
歯の健康を保つために、虫歯や歯周病になる前に歯医者さんに通って歯のチェックや歯科衛生士が専用の機械でクリーニングを行うことです。
※当院ならではのメリットはこちらをご覧ください。
2予防歯科でやること
虫歯や歯周病がないか?チェックする
まずは歯や歯ぐきに異常がないかをチェックします。
歯のクリーニング・歯石取り
定期的な歯のクリーニングを行うと、歯垢が歯石になる前に施術できます。歯の裏側がツルツルになり、とても気持ちがいいです。
フッ素を塗る
必要に応じ、虫歯予防のためのフッ素を塗ります。
ブラッシング指導
「予防歯科に来ているから」といって、おうちでのお口のケアをおろそかにしていいわけではありません。歯医者さんでのプロフェッショナルケアと、おうちでのホームケアは予防歯科の両輪です。
3教えて先生!予防歯科Q&A
「疑問に思っていることがあっても、次の患者さんのことを考えるとなかなか質問しづらい」
そのようなお声をよくいただきます。こちらでは患者さんの率直な疑問についてお答えします。もちろん来院時に直接質問いただいてもOKですので、遠慮なくご相談ください。
Q歯のクリーニングでやる内容に、痛いものはないですか?
A.健康な歯ぐきであれば痛みは少ないですが、汚れ・歯石が溜まって歯ぐきが炎症を起こしていると、触ると痛みやすいです。原因を除去しないことには改善しないため、お痛みの程度を見ながら、少しずつ改善に向けてクリーニングいたします。
Q生まれて半年の赤ちゃんがいます。いつから予防歯科に行けばいいですか?
A.歯の生え始めからフッ素塗布を行うことが、虫歯予防には重要です。最初は敏感な口の中を触られるのを非常に嫌がりますが、定期的にご来院いただきチェックと口の中を触ることで慣れてくるので、将来の歯科通院の練習になります。
Q子供の歯の歯磨きの仕方などは教えてくれるのでしょうか?
A.歯のクリーニングだけでなく、歯磨きの方法をお伝えすることも、予防歯科の重要な項目です。歯並びに応じての練習なども可能ですので、ぜひ歯科衛生士にご相談ください。
Qもう10年くらい歯医者さんに行っていません。いろいろ怒られそうで心配ですが、怒られませんか?
A.まずは継続してご来院いただくことがまずなによりです。
状況の確認と治療のプランなどご相談させて頂き、患者さんに合った治療方針で対応いたしますので、緊張なさらずお越しください。
Q予防歯科で通っていても、虫歯はできますか?また、同じタイミングで治療をしてくれるのですか?
A.予防歯科で定期的にお越しいただいていたとしても、どなたも100%の汚れ除去は難しいものです。虫歯が出来ることもありますが、定期健診で早めの発見と早めの治療を行い、大きい虫歯への進行を抑えることも、予防歯科のメリットです。
Qおおよそいくらかかりますか?
A.初診時はレントゲン写真での全体確認を含めまして、3割負担でおよそ4000円前後です。
(歯の本数などにより点数の差が生じます)
Qだいたいどれくらいの間隔で行けばいいのですか?
A.昔は1年に1回といわれていましたが、当院では3~4ヶ月に1回、年に3~4回の定期的なクリーニングをお勧めしています。
タバコやお茶などの汚れが付着しやすい方や、歯周病(歯槽膿漏)の方は、それより間隔を短くしてもよいですね。